地図 - イェーカブピルス (Jēkabpils)

イェーカブピルス (Jēkabpils)
イェーカブピルス(Jēkabpils)は、ラトビアのセロニア地方にある町. エーカブピルとも表記される. 首都リガとダウガフピルスの中間地点に位置し、ダウガヴァ川が街中を流れている. ソビエト連邦時代には空軍基地が置かれていた.

1237年にリヴォニア騎士団がCruczeborch(ドイツ名:Kreutzburg)という石造りの城を築いた. 後の発掘調査で、この城はラトガリア人(ラトビアの一部族)の重要な交易拠点であったことが分かっている. 城が築かれると付近にあったクルストピルス村は繁栄した. 村はポーランド・スウェーデン戦争などの地域紛争でしばしば破壊されたが、後に再建された.

17世紀になるとロシアから迫害された古儀式派がダウガヴァ川沿いに住み着いた. その入植地の一つが1670年ごろに発展し、都市の設立勅許書を付与したヤーコプ・ケトラークールラント・ゼムガレン公にちなんでイェーカブピルス(ドイツ名:ヤーコプシュタット)として知られるようになった.

町の起源に関して、地域の説話に次のようなものがある. 「ある日、公爵は狩りに出たが一匹も獲れなかった. その時、彼は現在のイェーカブピルス付近でモミの木の下に山猫がいるのを見つけた. これが後々の町章になった」

イェーカブピルスとクルストピルスは1962年に合併した.

 
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国 - ラトビア
ラトビアの国旗
ラトビア共和国(ラトビアきょうわこく、Latvijas Republika)、通称ラトビアは、バルト海東岸に位置する共和制国家. 国土面積は約6.5万平方キロメートル、人口は約189万人(2021年1月時点)、首都はリガ.

北隣のエストニア、南隣のリトアニアを含めたバルト三国 は1940年にソビエト連邦に占領・併合され、ソ連崩壊に伴い独立「回復」を宣言した(ラトビアは1990年5月 ). その後は親欧米路線をとり、2004年に北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)に加盟し、2014年には通貨ユーロを導入. 2016年には経済協力開発機構(OECD)加盟国となった.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
EUR ユーロ (Euro) € 2
ISO 言語
LV ラトビア語 (Latvian language)
LT リトアニア語 (Lithuanian language)
RU ロシア語 (Russian language)
Neighbourhood - 国  
  •  エストニア 
  •  ベラルーシ 
  •  リトアニア・ソビエト社会主義共和国 
  •  ロシア